3/23 いよいよ佳境

現在 N42 48.84 E145 20.83

いよいよ本航海も佳境に入ってきました。
予想していた通り、観測海域から2度退避するということで予定は大幅に変更されましたが、
それでもみなさん十分な量のサンプルを手に入れているようです。
私は測定の問題があり、恐らく前半のデータは使い物にならない(使えるかどうかの評価は今後)のですが
後半は正しいデータが取れていそうなので、ホッとしているところです。

今日はこれから東大大気海洋研の安田先生のグループの物理観測があり、その後に水採りが1回入ります。
そして、明日の朝一に最後の水採りをして、観測エリアを離脱して東京に戻り航走を開始します。
いよいよ航海も佳境となってきました。
最後の追い上げ、そして片付けがはじまりますが、気の緩みからの怪我だけはしないように用心しようと思います。

というわけで、写真は今回の同室研究員のドイツのGEOMARから乗船してきているChristianです。
彼のサンプルは今朝の採水ですべて終了し、その後の水処理が終わって疲れているのでしょう、ソファで寝ております。
航海は初めてのようで、日本のスタイルになじめないことも多かったと思いますが、
良く頑張っていました。
私も初めて白鳳丸に乗ったのは彼と同じ年の頃だったなぁ、と思い出します。
その時一緒だったメンバーが今回合わせて4人乗っているので、思い出話に花も咲きました。
楽しい航海だったなぁ、あの時は。
ひとしきり仕事が終わったらChristianに航海どうだった?と聞いてみようと思います。

さぁ、もうひとぶんばり!

Sohiko