日本地球化学会・金沢大学環日本海域県境研究センター主催市民講演会で講演を行いました
9月21日に開催された日本地球化学会・金沢大学環日本海域研究センターが主催する市民講演会「見えない小さな生物の大きなはたらき ―急速に溶けていく北極で―」で亀山が講師を務めました。「雲のタネをつくる微生物」という題目で海洋の藻類から放出される磯臭い匂いの一つである硫化ジメチルの話を中心に講演させていただきました。何か一つでも参加者の方に覚えて帰っていただいている内容があれば嬉しいです。
このイベントに先立ち、午前中に行われた高校生ポスターセッションにも参加しました。多くの高校生(中には中学生も!)が日ごろの研究の成果をポスター一枚にまとめてご発表いただきました。どのポスターも素晴らしかったですし、より良くなるように私なりの意見もお伝えできたかなと思います。それにしても高校生が環境DNAを使って研究しているというのには度肝を抜かれました・・・。新しい技術が「当たり前」となった若い世代の研究たるや、すぐに私の想像が及ばないようなところまで行ってしまうのだろうなと想像しました。