2022年3月24日に鄭心源さんが修士号を取得しました。

2019年10月に研究生として私の研究室に来て、半年後の2020年4月から修士課程での研究お疲れさまでした。この2年半は新型コロナ感染症のために十分な指導をすることが出来ず、本当にもどかしい気持ちでいっぱいでしたが、鄭君は持ち前の真面目さで色んな事を自分で事前に検討して行動してくれました。

2020年の「みらい」航海では酷い船酔いで残念ながら途中下船となった際に、疲れ果てげっそりとした顔をした鄭さんを清水港で迎えた時は、事前にもう少し小さな船、短い航海に乗船させるべきだったと深く反省しました。しかしその後もめげることなく、これまでに採取されたメタン試料を多く測定し、室内実験を頑張ってくれました。

留学生の方は日本で就職もしくは自国でも日本とつながりがあるような企業に就職を希望される方が多いですが、鄭さんは自国への愛が深く、地元に戻るということになりました。就職活動うまくいくことを心から願っております。

*写真を撮る時だけマスクを外しています