12/23 赤道より+同乗研究者紹介第二弾

現在 00 00.167N、170 00.145W

いよいよ赤道上での観測点で観測が開始しました。
観測開始時に少しトラブルがありましたが、その後順調に観測が進んでおります。
最深1000mのCTDキャストを行っている真っ最中です。
現在深夜の2時前ですが、皆さんほとんど休まずにシャキシャキ働いております。
感心感心。
私も寝ずに働き中ですが、集中してがんばります!

さて、前回に引き続き今回も同乗の研究者の方の紹介をしようと思います。
やはり自然と年の近い研究者の方が多くなりますね。
今回はこの業界でも結構増えてきた女性の研究者です。

国立環境研究所の大森裕子博士(写真奥。手前にいるのはお手伝いをしている東京海
洋大の修士学生の諏訪さん)。
実は私が以前所属していた研究室に私が出た後に着任されたポスドク研究員の方です。
彼女は揮発性有機化合物の大気-海洋間収支を中心とした研究を行っています。
私がポスドク時代に船で使っていた陽子移動反応-質量分析計(PTR-MS)をその後沢山の航海で運用しており、
研究航海でPTR-MSといえば今となってはすっかり彼女の専売特許となっています。

そんな大森さん、上述の通り近年は乗船経験が豊富で、写真からもお分かりの通りいつもにこやかで人当たりも非常に良い。
船員さんも同乗研究者も「大森さんが言うなら・・・」と思わず手伝ってしまうという愛されキャラです。
これからも船上の癒し系として殺伐としがちな研究航海に柔らかな空気をもたらしてくれることでしょう。

陸に戻ったらこれまでのデータの解析がんばりましょうね!(お互いに協力し合って!)

Sohiko