3/16 もう当然の光景になっています
現在 N41 15.13, E145 38.58
安定した天気で観測が続いています。
乗船者の方も本航海のリズムに慣れてきたようで、少し余裕も出てきた気がしています。
これも主席の西岡先生、次席の鈴木先生はじめとした主要な研究者の方が
乗船者の状況を把握して無理なく、かつ最大限のスケジュールを立てていただけてるからだと思います。
非常にありがたいことです。
特に西岡先生は初めて船でご一緒させていただいてから10年以上が経ちますが(当時
私は博士課程の1年生でした)
どの航海でもとにかくそのタフさでは誰も勝てないというほど働いています。
誰しもが、「西岡さん、寝てください」と心の中で思っているはず。
ちなみに、実際に言うと、「寝てるよ?」と言うのが容易に想像できます。
さて、今日の写真。
夜中でも海洋観測は行われます。
こちらは採水器を下している時の写真ですが、何かお気づきになりますでしょうか?
そう、採水器を保持している方々、全員女性なのです(ちなみに一人は前回の航海の
時に紹介した大森博士)。
この業界、本当に女性が多くなったと思います。
本航海でも10人の研究者が乗船されています。
そういえば3年ほど前に滞在させてもらったカナダのMaurice Levasseur教授の研究室も
学生とポスドクの方、5人中4人が女性でした。
当然になりすぎて、このような話題を出すことすら既に変なのかもしれませんね。
「船は男の世界」というのはとうの昔に無くなっているようです。
というわけで、女性の方もこの業界は大歓迎ですよ。
さて、測定行ってきます。
Sohiko