水野優さんと中根基裕さんに学士 (理学) が, 後藤周史さんと田中和樹さんに修士(環境科学)が授与されました.
学部4年生の水野さんと中根さん, 山下准教授が白鳳丸 KH-15-1次航海 (2015年3月6-26日) に乗船し, 沿岸親潮・親潮域の観測を行いました. 当コースからは西岡准教授 (主席研究員), 鈴木准教授 (次席研究員), 亀山助教, 宮﨑助教, 修士1年吉田さん (鈴木研究室) も研究航海に参加しました.
修士2年後藤さんが 日本海洋学会2015年度春季大会 に参加し, 口頭発表を行いました.
山下准教授が平成26年度 北海道大学 研究総長賞 (奨励賞) を受賞しました.
山下准教授が第一著者の論文がEstuarine, Coastal and Shelf Scienceに受理されました. フィヨルド (ニュージーランド) の深層における溶存有機物中には陸起源有機物の貢献が大きく, それらは沈降粒子由来である事を示唆しました.
環境科学院地球圏科学専攻修論発表会で, 後藤周史さんが「海洋細菌単離株による溶存有機物の生成に関する研究」を, 田中和樹さんが「チャクチ海・ベーリング海における溶存有機物の動態」を発表しました.
理学部地球惑星科学科卒論発表会で, 水野優さんが「微生物による溶存有機物の分解:プライミング効果の検討」を, 中根基裕さんが「溶存画分における熱起源有機物の定量法の検討」発表しました.
修士2年後藤さんが第17回北海道大学・ソウル大学ジョイントシンポジウム分科会「Toward understanding to our environment』で研究成果を発表しました.
山下准教授が共著者の原著論文がOcean Dynamicsに受理されました. オレゴン州-ワシントン州沿岸域における溶存有機物の動態に関して論じた論文です.
山下准教授が新学術研究領域「新海洋像:その機能と持続的利用」H26年度成果報告会に参加し, 研究成果を発表しました.
山下准教授が共著者の原著論文がBiogeochemistryに受理されました. アラスカの河川水中溶存画分に存在する燃焼起源有機物 (Dissolved Black Carbon) の起源に関して論じた論文です.
本コース西岡准教授・山下准教授が共著者の原著論文 (責任著者は北大水産 久万教授) がScientific Reportsに掲載されました. 北極海陸棚から海盆域に水平輸送される鉄・栄養塩・腐植様溶存有機物に関して論じた論文です. GRENEプロジェクトの成果です.
修士2年後藤さんが厚岸湾で試料採取し, 厚岸臨海実験所 (北海道大学 北方圏フィールド科学センター) で, 微生物による難分解性溶存有機物生成に関して, 1週間の培養実験を実施しました.
山下准教授が北海道大学低温科学研究所で開催されたシンポジウム「オホーツク海氷融解水が春季親潮域の生物背さんと生物地球化学過程に与える影響」に参加し, 発表を行いました.
修士2年田中さん, 学部4年の水野さん, 山下准教授が JAXA GCOM 4th RA の一環として水産学部 (函館) で実施されたCDOM分析比較実験 (9/25-9/26) に参加しました. 地球環境科学研究院 平田特任准教授, 水産学部 平譯准教授グループとの共同研究です.
山下准教授が白鳳丸KH14-3航海 Leg.2 (7/17〜8/11) に参加し, 北太平洋・ベーリング海・チュクチ海の観測を行いました.
修士2年田中さんの卒業研究の内容がScientific Reportsに掲載されました. 日本海内部において腐植様溶存有機物が高濃度で存在している事を発見し, その蓄積メカニズムに関して論じた論文です.
山下准教授が6/2〜7/8の間ロシア船マルタノフスキー調査航海に参加し, 東カムチャッカ海流域・千島列島海域の観測を行いました. 本コースからは教員5名・大学院生4名が参加しました. とても貴重な観測ができ, 結果が楽しみです!
日本地球惑星科学連合 連合大会 2014年大会において山下准教授が「生物地球化学」セッションのコンビーナを務め, また, 田中くんの卒業論文の結果をポスター発表しました.
4月に入り, 山下研メンバーとして北海道大学理学部地球惑星科学科4年生の中根基裕さん, 水野優さん, 学術研究員の味岡拓さん, 技術補助員の佐塚由香さんが加わりました!