残念ながら卒業式はありませんでしたが, 竹熊 俊征さん, 高木 悠司さんに学士 (理学) が, 関 杏璃子さん, 服部 圭佑さんに修士 (環境科学) が授与されました.
卒業生 森さんの修士論文の一部がProgress in Oceanographyに受理されました.2018年のロシア船航海の結果であり, オホーツク海・ベーリング海の堆積物から北太平洋へ溶存黒色炭素が輸送されている事を発見しました.本コース西岡准教授との共著論文です.
理学部・地球惑星科学科の卒業論文発表会でB4の竹熊さんが「蛍光性溶存有機物を用いた黒潮‐親潮混合域の水塊解析」を, 高木さんが「流域環境が河川水中の溶存有機窒素に与える影響」を発表しました.
環境科学院・地球圏科学専攻の修士論文発表会でM2の服部さんが「河川により輸送される溶存黒色炭素の動態に関する研究」を, 関さんが「水圏における腐植物質と鉄の相互作用に関する研究」を発表しました.
雨龍研究林の渓流にて観測した溶存黒色炭素に関する成果がChemosphereに受理されました.集水域に沈着した煤からの溶出物が高分子な溶存有機物と同様なメカニズムで渓流へ流出する事を論じています.吉田なつみさん、児島さんの修士論文を組み合わせた成果です.
2014年と2018年のロシア船、白鳳丸、おしょろ丸の計12航海の観測で得られた, 北太平洋全域における外来性の腐植様溶存有機物の分布と動態に関する成果が, Progress in Oceanographyから出版されました。特集号の論文となります. 本研究室卒業生の遠坂さん、亀崎さん、西岡研卒業生の馬場さんが分析された結果が含まれています. また卒業生の後藤さん、西岡准教授をはじめ多くの方々にサンプリングなどご協力頂きました.
山下准教授がオンラインで開催された金沢大学環日本海域環境研究センター研究集会「陸起源物質が沿岸海洋に及ぼす影響評価(その2)」に参加し, 服部さんの修士論文の一部を発表しました.
山下准教授が白鳳丸KH-20-12航海の積込作業に参加しました. 残念ながら山下研からの乗船者はいませんが, 乗船する西岡准教授と一緒に, 北海道沿岸表層水中のFDOM分布をセンサーを用いて連続観測します.
山下准教授がオンラインで開催された日本海洋学会 2020年度秋季大会に参加し, ロシア船Mu18航海の観測結果を口頭発表しました.
修士1年の石坂さんと阿部さん、修士2年の服部さん、学部4年の高木さん、山下准教授が石狩川下流域において60Lの河川水を採取しました. 燃焼起源炭素のサイズ分布を調べます.
宮﨑助教が主著者, 鈴木教授, 山下准教授, 西岡准教授らが共著者でScientific Reports誌に掲載された論文に関して, 「海洋微生物の「老い」が雲の生成を抑える~雲の生成を制御する大気中の有機物量の指標として,海洋微生物の老化度を新たに提唱~」と題してプレスリリースしました. 詳しくは, こちら.
生物地球化学コースの宮﨑助教が主著者の論文がScientific Reportsに掲載されました。2015年3月に実施された白鳳丸KH-15-1航海の成果で, 植物プランクトンの生理(老化)と海塩粒子中の有機成分の割合との関係を論じた論文です.山下准教授が共著者です.
卒業生の後藤さん (現PD@東大大気海洋研) の博士論文の一部がFrontiers in Microbiologyに受理されました。生物地球化学コースの鈴木教授, 環境省国立水俣病総合研究センターの多田博士との共著で, 室内実験から海洋細菌が生成するDOCや難分解性FDOMを定量的に評価しました.
修士2年の服部さんと1年の石坂さん、学部4年の高木さん、山下准教授が石狩川において溶存有機物、溶存燃焼起源有機物、栄養塩の試料採取を行いました.
修士2年の服部さんと1年の阿部さん、学部4年の高木さん、山下准教授が石狩川において溶存有機物、溶存燃焼起源有機物、栄養塩の試料採取を行いました.
山下准教授がオンラインで開催されたJpGU-AGU Joint Meeting 2020に参加しました.
山下准教授がオンライン(Zoom)で開催された新学術領域研究「海洋混合学の創設」(OMIX)の全体会議・総括班会議に参加し, 研究成果を報告しました.
西岡准教授が第一著者, 山下准教授が共著者でPNAS誌に掲載された論文に関して, 「海洋コンベアベルトの終着点における栄養物質循環の解明~縁辺海が海を混ぜ,栄養分を湧き上がらせる~」と題してプレスリリースしました. 詳しくは, こちら.
山下准教授が共著者の論文が, Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America誌に掲載されました. 本コース西岡准教授が第一著者で新学術研究領域OMIXの成果です. 海洋深層水循環の終着点である北部北太平洋における栄養物質循環像を明らかにした論文です.
山下准教授が共著者の論文がPolar Scienceに受理されました. ArCSテーマ6 PIの平譯准教授(北大水産)が主著者で, ArCSテーマ6の研究成果が詰まった総説論文です.
理学部地球惑星科学科4年生の高木 悠司さんが山下研所属となりました.
阿部 蒼士さん, 石坂 洸太さんが環境科学院 地球圏科学専攻 生物地球化学コースに入学し, 山下研に入りました.
鷹野 真也さんが学術研究員として加わりました.